一日の家事や育児をおえて、やっとゆっくり休めると思ったらいきなり泣き出す赤ちゃん・・・
抱っこしてもあやしても、ぜんぜん泣き止まない・・・
これが毎日続いたら、誰だって疲れはピークにたっしますよね。
うちには3人の子供がいますが、その中でも夜泣きで苦労をしたのは1番上の子でした。
毎晩夜泣きが続く・・・というわけではありませんが、頻繫に泣いて困っていました。
プラス、寝つきも悪く、てこずっていたという苦い思い出があります。
真ん中の子は、多少ぐずることもありましたが、
ほぼ夜泣きなどで困ったという記憶は無いですね。
そして、末っ子は、【寝る】ということに関して、一切手のかからない子供でした。
確かに兄弟とはいえ、性格などの違いもあるので、一概にはいえませんが、今思うと
上の子と末っ子では、寝かせつけ方に大きな違いがあったんです。
もっと簡単に言うならば『寝かせつけるときに、抱っこは禁物!泣いても抱くな!』ですね。
こう言ってしまうと、何だかひどい親のように感じるかもしれませんが、
実際に欧米では当たり前のことで、生後6ヶ月くらいから、一人で寝るトレーニングを
始めるようです!
現在、夜泣きで悩んでいる方や、これから出産を迎える方に、
私の失敗談をもとに、寝かせつけと夜泣きの関係をご紹介します。
目次
寝かせつけ方の違いと夜泣きの原因
一番目の子
どこの親も同じだと思いますが、やはり最初の子は特別でしょう。
それとも眠いの?って感じで・・・全てが初めてですから、そりゃあもう必死です。
余裕なんてまったくありませんでした。
毎日、育児日記をつけて、眠くなくても時間がきたらお昼寝させなきゃって、
眠りつくまでひたすら抱っこです!
それでもダメなら、外に出て、プラプラしながら子守唄攻撃!
寝かせつけるまでに1時間かかることなんてザラでした。
そりゃあそうですよね。赤ちゃんは眠たくないんだから、簡単に寝るわけない!
赤ちゃんにしてみればいい迷惑です。(笑)
もちろん、夜も同じです。夜更かしをさせてはいけないと、
遅くても9時までには抱っこで寝かせつける。・・・
今思えば、これは親にとっても子どもにとっても大きな負担ですよね。
そうなるとまたまた抱っこです。そして寝かせつける。この繰り返しですね。
ひどい時には、それでも泣き止まない・・・あまりの辛さに私も一緒に泣きました。
先輩ママから『泣き止ますためには、いったん起こせ!』とアドバイスをされて、
実行したこともありますが、睡眠不足が続いているうえ、
夜中に赤ちゃんの相手をするのは、肉体的にも精神的にも大きなダメージをくらいます。
こうして、8ヶ月を過ぎるころまで夜泣きのピークが続き・・・
1歳を迎えるころには、次第におさまりました。
二番目の子
上の子と4歳離れて生まれたのが、男の子です。
お姉ちゃんに手がかかるとはいえ、やはりよく抱っこされていましたよ。
ただ上の子が2歳半くらいから仕事をしていたので、
生後3か月からお姉ちゃんと一緒に保育園に通いはじめ、
一日中ベッタリというわけにはいきませんでしたね。
仕事帰りにお迎えに行き、うちに帰れば夕食の支度が待ってます。
上の子と遊んだり・・・気づけば背中で眠っているという具合でした。
あえて寝るために抱っこをすることはありませんでしたが、四六時中おんぶをしていたせいか、
かなりのお母ちゃん子!
お父さんと遊んでいても私の顔を見るなり、泣きながら抱っこをせがむような子でした。
ただ寝かせつける時は、とても楽でしたよ。
安心して寝てくれましたから。
多少、夜中にぐずっても、体を引き寄せてトントンしてやったり、
お腹の上にうつ伏せに乗せてやると、すぐに再入眠!
夜泣きで苦労することなんてなかったです。
三番目の子
こちらは、二番目の子と年子で生まれた男の子。
こうなると手をかけてやりたくても、もはや無理!
背中はお兄ちゃんが占領し譲らない・・・仕事と家事と育児に追われて、
こちらも体力的に限界です。
微笑む余裕っぷりです!
自分で眠るコツを学び、眠くなれば一人で眠るのです。
そしてこの子も、3か月から保育園に通いはじめて、ますますたくましく育っていきました。
もちろん夜も、電気を消して添い寝しているだけで、スヤスヤ寝息をたてはじめ、
本当に手がかからない子でしたよ。

ひとりで寝れるよ
5ヶ月くらいまではミルクがほしいと泣くことはありましたが、
その時には、俗に言う『寝ぢち』です。
授乳しながら眠てしまうことなんて日常茶飯事で、おっぱいを放り出したまま寝ている姿を、
何度主人に目撃されたか(笑)
もちろん、夜泣きは皆無!
寝かせつけるために苦労したことなんて、全くありませんでした。
本当に親孝行ものですよ!
重要なポイントは眠る際の環境!

それが夜泣きと、どう関係あるの?
まずは、夜泣きの原因を知ろう
赤ちゃんは一人で上手く眠りにつくことができません。
『眠いのに眠れない』・・・
これにストレスを感じて、お母さんに泣いて訴えているんです。
普段から、抱っこで眠るのが当たり前だった一番上の子は、まさにこの状態・・・
『眠たいよ~早く抱っこして~』と、必死で泣いて助けを求めていたのです。
そしてこちらも迷わずその要望にこたえるため、夜泣きのドツボにはまってしまったのす。
良かれと思い、当たり前のようにしてきた行動が、夜泣きが続く原因になっていたなんて・・・

また、脳の発達により、日中うけた刺激が夢となり
急に泣き出す【寝言泣き】もあります。
ただ言葉をしゃべることができないため、それが泣きになるというわけですが・・・
このケースで考えても、やはり抱っこは逆効果!
『まだ眠いよ~起こさないで』と、不機嫌になり余計に泣きが激しくなってしまいます。
静かに見守ってあげましょう。
その他にも、体内時計が未熟なために昼夜が逆転するなどの要因はありますが、どれにせよ、すぐに抱っこすることはおすすめできません。
それをすると、結果的に夜泣きが始まったり、長引いてしまうんです。
自力でまた眠りにつくのです。その方がお互いに幸せです。
夜泣きは親だけが辛いわけではなく、赤ちゃんも寝不足になり辛い思いをしてしまいます。
対策と改善法
うちの末っ子は、あえてトレーニングをしたわけではないですが、
忙しい日々の中で、知らぬ間にトレーニングをしていたのかもしれませんね。
寝かせつけ方を決める!
そのためにお昼寝や、夜寝るときの体制を決めておく必要があるんです。
部屋を暗くして、お布団の上で一緒にゴロゴロしながらスキンシップをとったり
膝の上で絵本読んだり・・・
それを繰り返すことで、赤ちゃんが【寝る】ということを意識しはじめます。
そして赤ちゃんがリラックスしてきたら、実際に寝る体制に入りましょう!
泣いても優しく見守りましよう
可哀想に思い抱っこしてしまうと、『泣き続ければ抱いてもらえる』と
赤ちゃんが学習してしまいます。
5分くらいは静かに見守りましょう。
ミルクやおむつ、具合が悪いようでなければ、少々泣かせておいても問題はありません。
そしてまた、5分~10分ほど様子を見る、その繰り返しです。
赤ちゃんはそのうち泣き疲れて必ず眠りつきますよ。
早寝早起きを心掛け、日中活動させましょう
うちでは遅くても7時には起こしていました。
もちろん、保育園に通い出せば6時には起床でした。
そして、日中は外に出て遊ぶ!
そのために30分から1時間前には、寝るための環境を整えておくことを、おすすめします。
夜泣きの改善法
赤ちゃんも必死です。泣けば必ず抱いてもらえると学習していますから。
私の場合は昼寝の時から徐々に改善して行きました。
とは言え、17年程前には、【ググる】ものすらなかったので、自力です!
そのために時間もかかりましたが・・
まずは、6ヶ月くらいの時から、体重も重くなり、抱っこで寝かすのをやめようと決意!
添い寝をしたり、昔話を聞かせながらトントンしたり・・・
ここは根比べですよ。勝つか負けるかの気合で挑みましょうね。
でも、あまりひどいとやっぱり抱っこをしてしまいましたね・・・
それでいったん落ち着かせてやるんです。そして、仕切り直し!
そのうちそのバスタオルを抱かせてやると、顔をうずめたり、自分でゴロゴロしながら
眠るようになり、彼女のお気に入りになりました。
4歳くらいまで寝るときの必需品として大活躍しましたよ。
そしてお昼寝は好きなだけ寝かすのではなく短めにしました。
無理に寝かす必要ないやって感じで、外に連れ出してお互いにリフレッシュしてました。
こちらがイライラしたり、気持ちが不安定になると赤ちゃんにも伝わってしまい、
かえって悪い状態を作ってしまいます。
それに、必ずしも昼寝が必要なわけではありません。
その場合夜早めに眠くなるのは確実なのでお風呂などは早めに入らせておいて、
早ければ7時くらいに就寝!朝までぐっすり寝てましたよ。
こんなことを日々繰り返しながら、自力で眠ることを覚えてもらいました。
弟たちのように、初めから自力で寝かせるようにしておけば・・・と後悔していますね。
まとめ
今回、私の経験から夜泣きの対策や改善方法をご紹介しました。
実際に3人の子育てをしながら学んだことは、『リラックスして育児に挑むのがベスト!』ということです。肩の力を抜いく!これが大事です。
いずれ夜泣きで苦労したことも、いい思い出にかわるんですよ!
焦らず、気負わず、自分たちに合ったペースでやっていきましょうね!