うさぎの水分補給、皆さんはどうしていますか?
給水ボトルやお皿などを使用しているという人が大半なのではないでしょうか。
でもそれでは水分不足になることもあるんですよ。
健康維持のためにもしっかりと水分補給できる環境にしてあげましょう!
目次
給水ボトルとお皿はダメ?
毎日新鮮な水を与えて水の減り具合を確認しているから『うちの子は大丈夫!』と思っている人も多いはず・・・ですが給水ボトルやお皿などでの水分補給をしている場合、慢性的な水分不足になっているケースもあるんです。
給水ボトルの落とし穴
今や水分補給は【給水ボトル】が主流になっていますよね。
水分不足になりやすい?
うちも給水ボトルで水を与えていました。
でもうさぎが水分補給する姿を観察すると、大半の水がこぼれているのが分かります。
実際にトレイの中にこぼれた水が溜まっていることがあります。
ボトル内の水の量が減っているからと言って、うさぎが全て摂取できているとは限りません。
暑い時期に水が飲めなくなってしまうと脱水症状になってしまいます。
無理な体勢
少し前までは清潔な水を飲めるということで給水ボトルを推奨する獣医さんも多かったようですが、今その意見が少しずつ変わってきました。
その理由の一つが高齢のうさぎの多くが首の椎間板ヘルニアを持っているのでは?ということです。
お皿やボウルなど
いっけん理想的な水分補給にも思えますが、こちらも同じく脱水症状になったり病気になったりすることがあります。
見守りが必要
また大きなお皿は深いものになると容量は増えますが、うさぎが溺れてしまう事故も少なくはないと言われています。
こまめにうさぎの様子を見てあげ、日に何度か水の交換が必要になりますので留守がちな方や忙しい方にはおすすめできません。
水とうさぎの関係
動物にとって水は必要不可欠!
とくにうさぎは犬や猫などに比べて多くの水を飲む必要があるんですよ。
なぜ多くの水分が必要なのか
もちろん野菜や果物などで水分をとることもできますが、与えすぎると下痢や主食を食べなくなる原因にも・・・普段から水を飲んでしっかりと水分をとる必要があるのです。
うさぎの主食『牧草』について詳しく掲載していますのでぜひご参照してください。
うさぎの主食は牧草!牧草好きのうさぎを育てて病気知らずで健康に!
1日の水分量
例えば体重1㎏の場合は・・・約100ml
2㎏だったら・・・約200mlになります。
これはあくまでも目安で、食事内容や季節、また個体によっても多少変わってきます。ただ極端に少なすぎたり多すぎると、病気や環境面での影響が考えられるので原因を調べる必要があります。
飲ませて良い水、悪い水
一般的には水道水で大丈夫です。
カルキや塩素が含まれているけど・・・と心配する方もいますが現在のところほぼ体に影響はないと言われており、水道水を飲んでいる長寿のうさぎも多いんですよ。
また浄水器の水やペット用の水、純水などを使用するのもおすすめです。
そうなると尿が排出されなくなり、手術が必要になる場合もあります。
水を与える際の注意点
その際には水道水を直接あげるのではなく、常温にしてから与えるのがベストです。冷たいお水はお腹をこわしてしまう原因にもなりますので気を付けてくださいね。
またお水を入れ替える際には必ず容器をしっかりと洗って清潔にしましょう。カビや雑菌の繁殖は病気の要因にもなります。
理想的な水分補給とは
固定式なのでうさぎが容器をひっくり返してしまう心配もありません。
大容量なので留守がちな人にもおすすめです。
水道水のカルシウム、マグネシウムを40%除去してくれるカートリッジ付きの給水器!自然な姿勢で飲めるから摂取量が増えたと口コミでも人気です。はじめの組み立てに少し時間はかかるものの、ボウル部分もスライド式で簡単に取り外しできるので普段のお手入れもらくですよ。また獣医さんも推薦しているからぜひ試してみたい商品ですよね。
カートリッジの付け替え用2個セットです。1個で1カ月使用できるので経済的ですよね。
こちらは中付けタイプの給水器です。ケージにおしっこカバーがついているタイプでも低い位置にセットできるのが嬉しいですね。とにかくうさぎが飲みやすそうで水分の摂取量が増えたとうさぎも飼い主も満足の声が多い商品です。
中付け外付けお好みで使い分けできる給水器!お皿の位置を飲みやすい高さに設置できるので個体に合わせて調節してあげることができます。
まとめ
今回は水分補給の大切さやうさぎの理想的な水分補給についてご紹介しました。
初めての容器の場合は警戒して水を飲まないこともあります。慣れるまでは様子を見ながら徐々に切り替えてあげてください。
健康維持のためにも毎日しっかりと水分をとれるように心がけてあげてくださいね。