うさぎのグルーミング、ブラッシングは必要だ!その方法と3つの注意点

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ブラッシングされると、気持ちいいのです。

うさぎはとってもきれい好き!毎日せっせと毛づくろいをしています。
それを【グルーミング】といいますが、その姿がまた愛らしくてたまりません!

 

『じゃあ、ブラッシングは必要ないのか』と思う人もいるかもしれませんが、それは間違いです!

 

グルーミングをうさぎ任せにしていては危険なんですよ。


ブラッシングの必要性と3つの注意点を紹介しますので参考にしてくださいね。

 

ぼくたちきれい好きだぴょん!

yoshino

うさぎ ゆったりケージ

 

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ブラッシングは必要です!

うさぎは、猫などと同様に自分でグルーミングをする動物です。

なのにどうしてブラッシングする必要があるの?

それにはちゃんとした理由があるんですよ。

抜けた毛を飲み込んでしまうから

自分でグルーミングするということは、抜けた毛を飲み込んでしまうということなんです。


猫は定期的に毛玉を吐き出しますが、うさぎの場合は胃から腸へと流れていき便と一緒に出てきます。健康な状態であれば毛をある程度飲み込んだとしてもなんら問題はありません。

 

ですが食滞により胃腸の動きが低下している場合には 毛の流れが悪くなり、そのまま消化管内で溜まってしまうこともあります。
食滞とは季節の変わり目やストレスなどで引きおこる【消化機能低下症候群】のことで、抜け毛が直接的な原因ではないと言われていますが、致死率の高い病気なので日頃からブラッシングを行ってうさぎの胃腸への負担を軽減してあげたいですよね。


とくに換毛期には普段以上の毛が抜け、うさぎの体力の消耗も大きいのでより一層のお手入れが必要になってきます。


また抜け毛が体内に蓄積されるのを防ぐためのサプリメント
もあります。

私が愛用している【パパイヤボールEX

毛のタンパク質を分解して体内に蓄積するのを防いでくれます。かかりつけの獣医さんから勧められて使用していますが、うちのよしの君はおやつのように喜んで食べています。

動物病院でも取り扱っているので、安心して与えることができる商品ですよ。
ぜひ試してみてください!

 

換毛期について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

うさぎ抜け毛が!大換毛期3つの注意点とお助けグッズで快適に過ごす!

皮膚を健康に保つために!

うさぎには短毛種と長毛種の子がいます。

とくに長毛種の場合は抜けた毛が絡まりあって毛玉になりやすいのでしっかりとブラッシングをしてあげましょう。

 

毛玉ができてしまうと皮膚が蒸れ炎症をおこしたり、皮膚が引っ張られることで動くたびに痛みをともないストレスになってしまうのでこまめにブラッシングしてやる必要があります
その他にも、ブラッシングすることによりマッサージ効果が得られ血行が良くなり皮膚を健康に保つことができます。またうさぎとコミュニケーションをとるのにも最適です。

 

ブラッシングをする際にはダニやカビなどの発生がないかもチェックしてください。皮膚の状態を観察して体調の変化に気づけるよう心掛けてくださいね。

 ブラッシング3つの注意点


ブラッシングと言ってもただやみくもに毛をとけば良いと言うものではありません。

ケガをさせる原因にもなるので注意してくださいね。

ブラッシングの時に気を付ける3つの注意点

うさぎは警戒心が強くとても臆病です。ブラッシングをされることが、かえってストレスになってしまうこともあります。

慣れるまでは短時間で

たいていの子であればブラッシングを嫌がります。
うちのよしの君も慣れるまでは暴れたり逃げようとしたり、その度に腕にひっかき傷ができて大変でした。(笑)

焦りは禁物です!慣れるまでは、今日は背中だけ、次はおなか周り、という具合に部分的に分け挑戦してみてください。
お互いがストレスにならないように、はじめのうちは短時間でおわらせてあげましょう!
頑張った後には大好きなおやつをあげてたくさん褒めてあげてください!


お互いが負担にならないように自分たちに合ったペースで慣らしていきましょうね。

やると決めたら最後まで

いざブラッシング!
でもうさぎが逃げてしまったから途中でやめた・・・これではいつまでたってもうさぎは慣れてくれませんよ。それどころか『逃げればいい』と学習してしまいます。
『逃げても無駄だ』『ブラッシングは怖くない』と教えてあげなければいけません。
逃げ出したらすぐに捕まえて優しく声をかけてあげながら落ち着かせましょう。
ただし強引に引っ張ったり押さえつけたりするとケガをしますので、力任せにするのはやめてくださいね。優しく接することが基本です。


またブラッシングをする場所を決めておくのもおすすめです。

うちではブラッシングだけでなくつめ切りなどのお手入れをする時にもお風呂場に連れていきます。

初めはお掃除の手間をはぶくためでしたが、どうやらうさぎもお風呂場=ブラッシングと覚えるようです。
そのうちお風呂場に連れて行くと観念しておとなしくお手入れをさせてくれるようになりました。

 

お手入れのためにもうさぎを抱っこできるように慣らしておくことをおすすめします。
うさぎの抱っこの方法など詳しく掲載しています。参考にしてくださいね。

うさぎは抱っこ嫌い?安全に抱くコツと3つのポイントで苦手を克服!!

安全第一!

うさぎの肌はとても薄くてデリケートです。ブラッシングをする時に、つい力が入って皮膚を傷つけてしまった・・・ということのないように気を付けてください。

 

ハゲさせないでね

 

またブラッシングのしすぎでハゲてしまうことも・・・頻度としては1週間に1度くらいが目安です。長毛種の場合はもう少しこまめにブラッシングする必要がありますが、一回のブラッシングを長時間するのではなく、短時間で毛玉を作らない程度にするよう心掛けてください。
また毛玉ができてしまった時には、毛の付け根をもって軽くときほぐしましょう。
なかなかほぐれない場合はハサミで毛先をカットしてやると簡単にほぐれますよ。


無理に引っ張ると柔らかな皮膚を傷つけ炎症をおこす原因にもなるので気を付けてください。


ブラッシングはうさぎの健康維持のために行うものです。

それがケガにつながっては元も子もありませんので、安全第一でお願いします!

ブラッシング方法

短毛種の場合

  1. グルーミングスプレーをかけて毛の付け根まで揉みこみます。
  2. 手で体全体を撫でつけて表面にういた抜け毛を取りましょう。(ハンドグルーミングといいます)何度か繰り返して行います。
  3. スリッカーブラシで毛をかき取ります。ブラシの先が皮膚に当たらないように注意してくださいね。おなかやお尻周り、足の付け根などは汚れたり、毛玉ができやすいので優しくときつけてあげましょう。
  4. 仕上げ用ブラシで毛並みに沿ってブラッシングしてください。

長毛種の場合

  1. 両目ぐしでとかしましょう。皮膚を引っ張らないように片手で皮膚をおさえながら優しくとかしてあげてください。少しずつとかしていくのがポイントです。
    毛が絡まって取れないときはハサミで切ります。
  2. グルーミングスプレーをかけて毛の付け根まで揉みこみます。
  3. スリッカーブラシを使用していらない毛をかき取りましょう。お尻周りは毛が密集しているので先にコームでとかしてほぐしておきます。
  4. 顔周りはコームでといていきますが、その際に片手で目をふさいであげましょう。頬、おでこ、耳の後ろなど優しくといてください。
  5. 仕上げ用ブラシで表面の毛を流れに沿って整えます。
ブラッシングの手順ですがこの通りにする必要はありませんよ。あくまでも参考にしながら自分のやりやすい方法ですすめてくださいね。

換毛期のブラッシング

通常よりも抜け変わる毛の量が多くなるので、いつもよりお手入れをこまめに行う必要があります。

またこの時期には人も大量の毛を吸い込んでしまい【うさぎアレルギー】が突然発症してしまったと言う事例も多いので、気を付けたいですよね。

 

ただし、ブラッシングを嫌がる子にとって毎日グルーミングをされてはストレスにもなるので、ハンドグルーミングで表面にういた抜け毛を取る方法をおすすめします。

ハンドグルーミングの方法

・手にグルーミングスプレーを吹きかけ湿らせる。
・体を撫でてやり表面にういた余分な毛を取り除く。
・手をこすり合わせると付着した毛がキレイに取れる

 

これを何度か繰り返してあげると余分な毛が取れて、うさぎがグルーミングの際に多量の毛を飲み込むのを防ぐことができます。また部屋に舞い散る毛の量も減少するので私たちも助かりますよね。


うちでは週に1回のブラッシングをしながら、抜け毛が気になる時にはこのハンドグルーミングをこまめに行うようにしています。

撫でられるうさぎも気持ちよさそうにしていますし、スキンシップにもなるので【ハンドグルーミング】は良いことだらけですよ!ぜひ試してくださいね。

ただ長毛種の場合はこれだけでは余分な毛を取り除くことができないかもしれないので、様子を見ながらブラッシングの回数を増やしてあげましょう!

なでなでされると、気持ちいいぴょん


よしのくんリラックス~

生きている善玉菌(EM)が被毛に定着して、臭いや皮膚のトラブルのもとになる腐敗菌を抑えてくれます。ナチュラル成分で作られているのでなめても安心、毎日使っても大丈夫です。

 

やりすぎに注意

前の章でもお伝えしましたが、ブラッシングのやりすぎには注意してくださいね。この時期どれだけブラッシングをしても抜け毛はなくなりません。


そのためずっとブラッシングをしてしまう人もいます。うっ滞などの病気を心配してつい熱心になってしまう気持ちは分かりますが、抜く必要のない毛まで抜いてしまってはうさぎにとって負担になります。

 

またハゲてしまうとうさぎがその部分を気にしてかいたり、噛んでしまったりして皮膚を傷つけ炎症の原因にもなりますので気を付けましょう!


抜けて表面にういた抜け毛をとる!これを心掛けてください。

汚れが気になったら


短毛種、長毛種に関わらず、お尻周りや足の裏などは排泄物などの汚れが付きやすくしっかりとお手入れしてあげる必要があります。

ブラッシングと濡れタオル

毛にこびりついた排泄物などはブラッシングをするだけでわりとキレイになりますよ。
毛が絡まってしまっている場合はハサミでカットしながらブラッシングしてください。

また毛に染み付いた汚れはお湯に湿らせたタオルで摘まむようにしてふき取ると汚れが落とせます。

専用のボディシートもあるので、常備しておくと汚れた時にサッと使えて便利ですね。


リンス効果のあるシャンプータオルです。厚手の生地でしっかり拭き取れ消臭効果のある緑茶エキス配合なので気になる臭いもシャットアウト!
食品用の香料を使用しているのでうさぎがなめても安心です。

犬などのようにシャンプーすれば?
と思う人もいるでしょうがうさぎは基本的にシャンプーはしません

 

うさぎにとって体を濡らすことはかなりのストレスになり最悪の場合は命を落とすことにもなります。

シャンプーお勧めしない理由

・体を濡らすことにより低体温症になる。
・体温調節が苦手なので体調不良を起こしやすい。
・ドライヤーの風や音がストレスになる。
・毛を濡れたまま放置すると皮膚病を発症しやすくなる。
・耳に水が入ると外耳炎や内耳炎の原因になる。

このようにうさぎに与えるダメージが大きいので体を濡らす行為は避けた方がいいでしょう。


汗腺もなく汗をかかないのでうさぎ自体に体臭はありません。


うちのよしの君も4歳ですが一度もシャンプーはしたことがありません。牧草のにおいがするだけで体臭もなく皮膚病なども発症していませんのでシャンプーをしなくても問題ないと思います。

基本的にうさぎは濡らさない!と覚えておいてください。

気になる時はドライシャンプーで!

どうしても臭いや汚れが気になる時はドライシャンプーを使ってください。

全体にスプレーして毛並みに沿ってマッサージをします。その後乾いたタオルでしっかりと拭きあげて乾かすだけです。

水やお湯を使わないのでうさぎにもストレスがかからず、洗浄成分が配合されているからキレイになりますよ。


被毛、皮膚の汚れを優しく洗浄してくれ毛並みにつやを与えてくれたり保湿を整えてくれます。

 

ブラッシングやこまめなお手入れで常に清潔に保ってあげましょう!

おすすめブラシの紹介

ブラシと言っても様々な種類があるので、用途によって使い分けると便利です。

ブラシの種類

  1. コーム
    毛玉をとるのに役立ちます。長い毛のうさぎやアンダーコート(表面下のふわふわの毛)をとるのににオススメです。
  2. スリッカーブラシ
    一本一本が 針金でできているので、抜け毛が大量に取れます。換毛期にとくにオススメです。(皮膚に直接当たらないよう、気を付けましょう
  3. ラバーブラシ
    軽くなでるだけでオーバーコート(表面の毛)を簡単に取ることができます。シリコンでできているので、皮膚のマッサージ効果もあります。
  4. 仕上げブラシ
    名のごとく、グルーミングの最後に仕上げとして使います。マッサージ効果もあり、毛並みを整えるのに最適です。
  5. グルーミンググローブ
    手のひら部分が、ラバーブラシのようになっています。撫でてやるだけでグルーミングができるので、手軽に使用できます。

おすすめブラシ



よく見かけるタイプのブラシです。私もこれを使用しています。アンダーコートもよくとれる、換毛期にも役立ちます。短い毛の子、長い毛の子、どちらにも使えるブラシです。



目のあらい方で、毛のからみをほぐして、細かい方で、毛玉を取り除いてやります。お尻周りなどのグルーミングにとても役立ちます。



アンダーコートを除去するのに最適なブラシです。ワンプッシュで、抜けた毛を取り除いてくれるのが、本当にありがたい!長毛の子にはぜひ使ってほしい商品です。



うさぎの体にそって、ブラッシングできるように設計された、曲がり刃になっています。もちろん、抜け毛の処理もワンプッシュでオッケー!



硬い毛と、柔らかい毛の二種類の毛を使用して作られたブラシです。奥の毛から表面の毛までブラッシングでき、つやだし効果もあり、美しい仕上がりになります。


『ヤバい!取れすぎる!』と、評判の商品です。その違いは使えばわかる!こちらも長毛の子にオススメです。


なでるだけで毛が取れる、グローブタイプのブラシです。シリコン素材でできているので、マッサージ効果もあり、簡単にグルーミングできる手軽さが、とっても嬉しいですね。
安全性も◎!


目がとても細かく、プロのトリマーも使用している優れもの!うさぎの柔らかい毛に、最適です。

まとめ

慣れないうちは大変ですが、グルーミングはうさぎにとって大切なことです。

またブラッシングをする事で健康管理もできます。スキンシップをとりながらしっかりとお手入れしてあげてくださいね。

 

その他のお手入れとしてつめ切りや、臭腺のお手入れも紹介しています。
ぜひ参考にしてください。

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