うさぎチモシーだけでいい?いろんな種類の牧草を食べさせて偏食対策!

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好き嫌いが激しいのです

昨日まで喜んでチモシーを食べていたのに急に食べなくなった・・・

また徐々に食いつきが悪くなって違う牧草を与えてみたがなかなか食べてくれない・・・

など、うさぎの食事に関する悩みに頭を抱えている飼い主さんも多いようです

主食である牧草を食べなくなってしまったら歯のトラブルや病気の原因にも・・・

小さな頃からいろんな味に親しんでもらい、なんでも食べられるようにしておくとお互いのためにもベストですよね。

 

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いろんな種類の牧草を食べさせよう!

 

『チモシーを食べてくれれば問題なし!』確かにその通りです。ではなぜ他の牧草を食べさせておく必要があるのしょうか?それはうさぎの食に関する習性が関係しているんですよ。

 

うさぎの味覚は鋭い

うさぎの舌には味を感じる細胞【味蕾みらい】が17000個もあると言われています。

人間はおおよそ1万個・・・あの小さな舌に人間の倍近くの味蕾があるんですよ!だからうさぎは好き嫌いが激しいんですね。

 

たとえばチモシーの1番刈りシングルプレスでも、アメリカ産は好んで食べるけどカナダ産は食べないなど・・・うちのよしの君も、いつも食べていたペレットがリニューアルした時、3日ほど食べませんでした。

 

このように私たちには同じように思えるものでも、うさぎは味に敏感でとてもシビアです。

 

また味だけでなく食感などに対しての好みもハッキリしています。

 

硬いものを好んで食べたり、柔らかいものしか食べなかったり、そのためうさぎは偏食が激しいと言われています。

食に関して保守的

うさぎは神経質で警戒心が強い動物です。

これは食に関しても同じで、食べたことがないものに対して全く興味を示さない子が多いようです。

 

うちの子は年齢を重ねるごとに、どんどん偏食がひどくなってきました・・・

実際に成長期に与えていた牧草をアルファルファからチモシーに変えようとしても全く食べませんでしたし、それどころか今では牧草をほとんど?いいえ、まったくと言っていいほど食べません。

 

またチモシーの風味がよほどキライなのか、アルファルファが大好物なのかはわかりませんが、ペレットもチモシー原料のものは一切口にせず、アルファルファ原料の決まったペレットとしか食べません。

 

個体によって差はありますが、ほとんどのうさぎが偏食がはげしく、食に関して保守的で急な食事の変化に対応できないようです。そのため牧草やペレットを切り替える際に苦労することが多く、私のように失敗してしまう人も少なくありません。

急に食べなくなる

また今まで好んで食べていたチモシーを急に食べなくなることもあります。

 

その際、なぜ食べなくなったのか原因を調べる必要があります。
・歯のトラブル(不正咬合)
・体調不良(胃腸うっ滞など)
・ストレス(一緒に遊んであげる時間を増やす)
体に異常がなく、牧草以外は食べているという場合はペレットやおやつの量が多すぎる、または牧草の品質が悪くなっていないかなどを調べてください。
・牧草の香りが落ちた
・牧草に虫がついていないか
・湿気ている
私たちには問題なく思えても、うさぎは敏感で少しの変化でも食べなくなってしまうこともありますので手を加えてみたり、与え方を変えてみましょう。また牧草入れによっても食いつきが変わることもあるので、試してみてくださいね。
・レンジで10秒ほど温めて乾燥させる
・与える前に天日干しする
・茎の部分を切って長さを変えてみる
・牧草入れの高さを変える
・牧草入れを変える

 

それでも食べない場合は違う種類の牧草を与えて、食べてくれる牧草を探す必要があります。

チモシーの1番刈りシングルプレスでも生産国の違うものや、それでもダメなら2番刈りという具合です。またチモシーがダメなら他の種類の牧草を与えて見てください。
とにかく牧草を食べ続けてくれるのが一番です!

ただ食べるかどうかわからないものを購入するのは経済的にも大変ですよね。そういう人のためにお試しセットも販売されています。



いろんな種類のチモシーがセットになっていて、好みがわかるからとても助かると人気のお試しセットです。100gずつセットになっていて価格もお手頃なので一度試してみて、その子が食べられるものを見つけてあげてください。

 

うちのよしの君のように全く牧草を食べなくなってしまうと、一生【不正咬合】と付き合っていくことになります。そんなうさぎを増やしたくないのです。

 

とにかく小さなころからいろんな種類の牧草を与えて、これがだめでも、こっちが食べれるというふうに、【食の幅】を持たせておくといざという時に助かりますよ。

 

うさぎの主食である牧草の与え方や、いろんな種類の牧草入れについて詳しく掲載しています。参考にしてください。

うさぎの主食は牧草!牧草好きのうさぎを育てて病気知らずで健康に!

うさぎって牧草入れで食いつきがかわる?牧草フィーダーおすすめ11選

牧草の種類

うさぎに与える牧草と言えば【チモシー】ですがその他にも色々な種類の牧草があります。

 

チモシーをメインに他の牧草をブレンドして味にアクセントを加えたり、おやつとして与えてあげてくださいね。

オーツヘイ

イネ科の植物です。

特徴

茎はチモシーよりも太目で、香りが甘く食いつきのいい牧草の一つです。牧草を好んで食べない子にも試してほしい牧草です。
他の牧草に比べてカロリーが低く、繊維質が豊富なのでダイエット中の子や、主食として食べ放題で与えても大丈夫ですよ!

 

またカルシウムも低いので尿路結石や泌尿器系のトラブルがあるうさぎにもおすすめです。

 

穂の部分はカロリーが高めなので取り除いて『おやつ』として与えるといいかもしれませんね。

 

チモシーよりも甘くおやつとして喜んで食べてくれると好評です。こちらの商品は穂が入っていないためそのまま好きなだけ食べさせてあげてください。口コミでもよく食べてくれると人気の牧草です。


7歳の不正咬合のうさぎにどうにか牧草を食べてもらいたいと、いろんなオーツヘイを試していた方がこの『ハイペット パスチャーオーツヘイ』を食べてくれたと喜んでいました!牧草が苦手な子に試してみてくださいね。


こちらは一般的なオーツヘイに比べて若葉を使用している、無農薬栽培の珍しい緑のオーツヘイです。ペレットに見向きもせず夢中で食べてくれると大絶賛!少々お値段が高いことが少し残念ですがうさぎに一度は食べさせてあげたい牧草ですね。主食にするには経済的にも大変なのでおやつとして与えてあげることをおすすめします。また茎だけなので穂をとる手間がはぶけます。

イタリアンライグラス

 

チモシーと同じくイネ科の植物です。

特徴

チモシーに比べると栄養が豊富で低カルシウムの牧草です。チモシーの1番刈りより柔らかめなので、1番刈りが苦手な子におすすめです。また香りも強く嗜好性が高いのが特徴です。

こちらはおやつとして与えてあげましょう!


牧草の食いつきが悪くなった高齢のうさぎも喜んで食べてくれるほどの、嗜好性の高さです。牧草嫌いな子に試してみてくださいね。


国産無農薬だから安心して与えられますね。柔らかすぎず硬すぎず、他にはないほど繊維が豊富で歯にとても良さそうだと絶賛の声も!


こちらは生タイプのイタリアンライグラス!自分で育てた牧草を与えてあげることができますよ。栽培に失敗したという声もありますが、とにかく食いつきは半端ないとのこと!たまのご褒美に与えてあげるといいかもしれませんね。

オーチャードグラス

こちらもイネ科

特徴

甘い香りの牧草です。チモシーより柔らかく、繊維質が豊富なので普段2番刈り、3番刈りを好んで食べる子におすすめです。


柔らかい牧草がお好みの子におすすめです。とても食いつきが良く残さず綺麗に食べてくれると喜びの声が多く聞かれています。

バミューダグラス

イネ科の植物です。

特徴

細くてかたい牧草です。食用というよりも床材に使用している人が多いようですが、もちろん好んで食べる子もいます。


ポリポリと美味しそうに食べてくれると喜びの声も!硬い食感が好みの子にチモシーどブレンドして与えてあげたいですね。

 

OXBOWシリーズ

オックスボウが提唱する【牧草ベースの調和】と【動物の年齢に合わせた食事】は世界中の獣医からも推奨されています。また今回紹介する牧草はすでに多種類の牧草がミックスされているので、いろんな味を経験してもらうためにおすすめのものです。


OXBOWの定番牧草、高繊維、低タンパクな1番刈りと2番刈りを合わせたウェスタンチモシーです。穂と葉っぱ、茎とがミックスされていて喜んで食べてくれると人気のチモシーです。こちらの牧草を進める獣医さんも多いのでいちど試してくださいね。


ウェスタンチモシーとハーブをブレンドした商品です。レモンバームやカモミール、ラベンダーなどのハーブがミックスされており、ホームセンターなどで販売されているハーブ配合のものとは香りが比べ物にならないほど高く、うさぎの食欲をそそります。

葉っぱが多いのでおやつとして与えてあげるか、チモシーとブレンドしてあげると食いつきがアップしますよ!


ウェスタンチモシーとオーチャードグラスのミックスです。2番刈りの柔らかさで食べやすく、1番刈りと同じくらい繊維質が豊富なのでうさぎの健康にも良いものです。香りが甘いので食いつきもいいですよ。


チモシー、オーチャードグラス、ブロームヘイ、レッドクローバーのミックスです。米国農務省の認定基準による良質なオーガニック牧草を使用しているので、有機農法にこだわる人におすすめです。

まとめ

今回は定番牧草、チモシー以外の牧草を紹介しました。

うさぎの偏食は飼い主の1番の悩みです。

牧草を食べない=不正咬合になると言っても過言ではありません。
うさぎのことを何も知らないまま育ててしまって、本当に可哀想なことをしたと後悔しています。どうにか牧草を食べてもらいたいと奮闘していますが、とても難しい状況です。
とにかくうさぎのために、小さい頃からいろんな牧草を食べさせてあげてください。食の幅を広げておくことが健康を維持するためにも大切なことなのです。

チモシーをメインに、喜んで牧草を食べれるように常に心掛けてくださいね。

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