うさぎのよしの君、涙が止まらないので受診する、やっぱり不正咬合か?

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私たちの目のトラブルは以外と多いのです

ミニウサギのよしの君 4歳

右目に涙の跡が・・・そして目の周りの毛が固まりバサついています。きになり様子を見ていると、左目に比べて右目がウルウルしており、涙がたまっているのがわかりました。

 

うさぎの目のトラブルは多く、ほおっておくと命にかかわることもあるので、要注意ですよ。

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涙が出る原因は?

涙は目を守るために必要なものですが、ひんぱんに涙が出ているときは病気のサインかもしれません。元気があり食欲があるからと言って安心はできません。

鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)

通常涙は、涙腺から分泌されて目を潤した後、まぶたにある涙点という穴から吸い込まれて鼻涙管を通って鼻の方へ流れていきますが、何らかの原因で鼻涙管が詰まり鼻に流れていかず目から涙が溢れ出してしまいます。

原因は

・不正咬合・・・歯の根元が伸びることで鼻涙管を圧迫してしまいう。
・スナッフル・・・パスツレラ菌や常在菌のブドウ球菌が鼻涙管で繫殖し、化膿や炎症をおこす。
・生まれつきに鼻涙管が狭く、ゴミなどが詰まりやすい

 

うさぎの涙は犬や猫など比べて油分が多いので、乾燥すると毛がカピカピになってしまします。涙が流れ出る症状が続くと、目の周りの毛が常に濡れた状態になるので、皮膚が炎症をおこして毛が抜けてしまうことも・・・ガーゼなどでしっかりと拭き取ってあげる必要があります。

 

また涙嚢(るいのう)に過剰に涙がたまることで2次的な細菌感染を起こしてしまい、涙嚢炎になることがあります。症状としては、悪臭のあるドロッとした目やにが出て、涙嚢の部分が腫れてしまいます。

 

治療法

点眼治療、鼻涙管洗浄などがあり病院によっても違いますが、治療をしてよくなったとしても再発することが多いので気を付けなければいけません。

 

結膜炎(けつまくえん)

結膜が炎症をおこして、眼のふちが赤くなったり涙や目やにが出たりします。

原因は

・細菌やウイルス・・・結膜炎の原因で多いのはパスツレラ菌の感染。その他にも黄色ブドウ球菌、トレポネーマ、ポックスウイルスなどがある。

・刺激物・・・ケージ内の空気の流れが悪く、排泄物のお手入れができていない場合、アンモニア濃度が高くなり結膜を刺激して炎症を起こす。

・異物・・・牧草やウッドチップ、またうさん歩などで砂ぼこりなどの異物が目に入り結膜炎を起こす。

・逆さまつ毛

 

結膜炎も同じく、涙やけにより皮膚炎を起こしてしまうことがあるので、こまめに拭きとってあげましょう。また目に違和感があり、前足でひっかいてしまうこともあります。その場合には角膜を傷つけてしまい潰瘍性角膜炎を発症することもあります。

 

治療法

抗生剤を点眼、内服します。異物が入っている場合は除去し、必要であれば鼻涙管の洗浄、また痛みがある時は鎮静剤を使用します。

予防

トイレやケージ内を清潔に保ち風通しを良くします。掃除をする際には刺激の強い消毒剤などは使用しないでくださいね。
またクズの多い牧草やウッドチップなどは目に入る危険性があるため使用しないようにしてください。

角膜炎、角膜潰瘍(かくまくかいよう)

角膜炎や角膜潰瘍はうさぎの目のトラブルでとても多い病気です。

症状としては涙や目やに、眼瞼痙攣(がんけんけいれん)、角膜透過性低下(目が白く濁る)などがあります。

原因は

・外傷、感染、神経異常、免疫異常、遺伝、代謝異常など・・・眼球の表面にある角膜が傷ついてしまい炎症をおこしてしまう。

角膜の傷が深いと角膜潰瘍と言われ、症状がひどくなると目が白く濁ってしまい視力が低下する。

特にケージ内の牧草などが目を傷つけてしまったり物理的な刺激によって発症することが多いので、活発な子やオスのうさぎは注意が必要です。

痛みが強いため目をショボショボさせたり、充血や涙、また目が開けられなくなったりもします。

治療法

主に抗生剤や角膜保護薬の点眼をしますが、悪化している場合は手術を行うことにもなります。

眼窩膿瘍(がんかのうよう)

 

眼球の裏側に膿がたまってしまい、乳白色の涙や目やになどが出たり、眼球が飛び出したりします。

原因は

上あごの根尖膿瘍(こんせんのうよう)が主な原因となります。

根尖膿瘍は歯肉と歯の付け根部分に食べかすなどが入り込み、感染を引き起こして歯根に膿がたまってしまう病気です。不正咬合によって歯の付け根に無理な力が加わることが原因だと言われています。

治療法

抗生物質の服用、切開して膿を取り出す、原因となる歯の治療、場合によっては眼球を摘出することになります。

 

その他にも白内障や緑内障などうさぎの目に関するトラブルは多く、悪化してしまうと取り返しのつかないこともあります。おかしいなと思ったらすぐに受診してくださいね。

よしの君の場合

涙は出ているけど食欲もあり普段と変わりなく元気もある。2、3日様子を見ていましたが右目から乳白色の涙が・・・こうなるとただ事ではありません。

もともと不正咬合で歯の治療を定期的に受けているので、根尖膿瘍(こんせんのうよう)の可能性もあり、ただちに病院へ行き検査してもらいました。

検査結果

目と歯の状態を見てもらいました。

・眼球が飛び出ていないか
・目の下あたりの腫れはないか
・専門の器具で口の中を調べる

不正咬合が原因で『鼻涙管閉塞になっているかも』ということでした。
2020年の暮れに不正咬合の手術を受けた際、左下の奥歯が抜けてなくなっていることが判明しました。そうなると必然的に噛み合わせる歯がなくなってしまった左上の奥歯は、すり減ることなく伸び続けてしまうのです。

口の中をカメラで見るとやはりほっぺたの方向に伸びています。ただ涙が出ているのは右目、歯の異常は左側で、不正咬合が原因なのかどうか・・・?

とりあえず点眼と抗生剤の内服とで様子をみることに・・・

2週間後

乳白色の涙は出なくなったもののやはり涙は出ています。しかも左目も涙が気になるようになってきました。

内服の薬もなくなったのでもう一度受診。

結局、これといった原因判明にはならずまた同じく点眼、あと抗生剤を内服することに・・・

『現時点では食欲もあり元気だが、早いうちに歯を削った方がいい』と言われました。『でも歯を削ったからと言って涙が止まるかどうかはわからない、アレルギーなどの原因で涙が出ている可能性もある』とのことです。

 

何だかハッキリとした原因が分からないまま・・・点眼とお薬を飲みながらこまめに様子を見ていたらあることに気づきました。

ケージの中にぶら下げていた牧草でできたおもちゃが目に当たっている可能性が!

おもちゃを移動させてやると少し涙が少なくなった気がします。

 

このまま点眼と内服で良くなればいいのですが、ハッキリとした原因がわからないままでは不安です。もしも、何かの病気であればその間にも進行し悪化してしまうことも・・・

不正咬合と涙が関係しているのかどうか調べてもらう必要がありますし、原因がわかったうえで治療を受けさせてあげたいと思っているので、もっと詳しく検査をしてもらえる病院を探しているところです。

まとめ

このようにうさぎの目のトラブルはとても多く、放っておくと失明したり命にかかわることもあります。いつもと様子が違うと思ったらすぐに受診しましょう。

またうさぎを専門に診察してくれる病院を探しておくことも大事です。診察を受け症状に合った治療を受けさせてあげることが大事です。

引き続きよしの君の状態を配信します。参考にしてください。

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